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活動報告

activity report

第25回彩の国セルプまつり開催

開催日
2024年6月1日

6月1日(土)に埼玉県、さいたま市、社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会、さいたま商工会議所、特定非営利活動法人日本セルプセンターの後援を受け、第25回彩の国セルプまつりが開催されました。直前まで天気予報とにらめっこの状況でしたが、当日は眩しいほどの日差しで絶好のイベント日和となりました。
模擬店には、焼き鳥、冷やしうどん、タコライス、煮ぼうとう、ポップコーンなどに加えて、かき氷やアイスクリームなどの氷菓を扱うお店も複数出店していました。6月初旬と言えども晴れれば暑く、お客様が列を作って冷たいものを求めていました。
アート展示では埼玉障害者アートネットワーク(通称・TAMAP±0)のご協力により、県内アーティストたちの選りすぐりの作品が展示されました。関連グッズの販売もあり、多くのお客様が足を止めていました。
ステージアトラクションでも、春里どんぐりの家の手話ダンス、はぐくみ園のロックソーランなどのパフォーマンス、更には国際学院高等学校のバンド演奏と書道パフォーマンス、笑舞によるチアダンス、しらこばと音楽団のサックス四重奏などが会場を盛り上げていました。
同日にパレスホテル大宮が主催する焼き菓子コンテストも開催され、恒例のアロハ太朗さんの司会で盛り上がりました。予選を通過した上位5施設によるコンテストの結果、二つの会員事業所が賞を獲得しました。
◎埼玉県社会福祉協議会賞 パンラッコ (川口市)
◎埼玉県洋菓子協会会長賞 ふれあいの里・どんぐり(毛呂山町)
コンテストの結果発表では、仲間たちはもちろん、職員の皆さんも喜びを爆発させていました。
その他、会場内には20を超える県内各施設のテントが軒を連ね、自慢の商品を販売しました。スタンプラリーにも来場者の多くが参加し、準備していた景品が足りなくなるほどの盛況ぶり。会場内の各所で、商品を通じて施設とお客様との交流が進み、各種展示やパフォーマンスに集まった仲間たちとお客様とが交流する場面がたくさん見られました。
コロナ禍で彩の国セルプまつりがウェブ開催となったのは何年前だっけ?と思い出しながら、こうして人が集まって交流できるイベントの大切さを改めて感じた1日になりました。

各事業所もコロナ禍の状況で様々な変化がありながらも、利用者の労働と工賃を守る努力を続けています積極的にイベント販売や対面販売に取り組む事業所もあれば販売する機会は増えてきたけれど、利用者と職員が販売から遠ざかっていた影響でまだまだコロナ前の状況には戻っていない事業所もあります。
一つの事業所では出来ないことを複数の事業所が集まって連携することで、仕事を作り、結果として利用者の工賃の向上につなげていくという、埼玉セルプ協の活動の原点に立ち返る機会でもあると感じました。それぞれが学び合い、成長して、来年もまたこの場に集えるように頑張ろう!そんなことを思いながら帰りました。
事業名 第25回彩の国セルプまつり
部会 販売促進部会
開催場所 さいたま市鐘塚公園
参加事業所数 27事業所

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