12月14日（火）～16日（木）の３日間、セルプバザールin大宮駅コンコース販売を開催しました。今年度参加したのは35事業所。それぞれの事業所が選りすぐりの商品を持ち寄りました。雑貨や焼き菓子の定番商品はもちろん、クリスマスや年末年始にちなんだ季節商品などたくさんの商品が並び、会場をにぎやかに華やかに彩りました。その甲斐あって多くのお客様に足を運んでいただき、昨年度に引き続き、過去最高売上額を更新。４，６７７，５５０円の売上となり、盛況に販売会を終えることができました。

　セルプバザールの売上は、この数年右肩上がりの実績を出すことができています。売上が伸びている背景には、大宮駅・浦和駅という利用客が多い駅での開催という集客面の利点だけでなく、毎年、概ね同様の時期に、同じ場所で定期的に開催していることがあります。継続的に開催していることで、お客様の認知度も上がっていることを実感しています。リピーターのお客様も多く「昨年ここで買ったものが美味しかったのでまた買いに来ました」「毎年販売会を楽しみにしています」とお声掛けいただくことも少なくありません。
　また、お客様の声に代表されるように、出店事業所の商品力が向上していることも売上アップの大きな理由として挙げられます。障害福祉への協力ではなく、１つ１つの商品に対する「美味しい」「かわいい」といった実感が、お客様の購買欲向上やリピート購入につながっているようです。
　セルプバザールでは、各事業所の商品をそれぞれが売るのではなく、販売員がシフトを組んで参加事業所すべての商品を対応します。他事業所の商品やディスプレイに触れ、刺激をもらうことも少なくありません。販売会開催中、職員同士の交流や意見交換なども貴重な機会です。そのような積み重ねが商品の質の向上につながっていると考えています。
　セルプバザールは、２～３日間、朝から晩までの長時間にわたる販売会となるため、販売要員や在庫の確保等出店事業所の協力なくしては開催できないイベントです。多忙な年末、限られた人員配置の中、積極的・主体的に販売会に臨んでくださる事業所の職員、利用者はもちろん、それを支える法人のご理解とご協力にも改めて御礼申し上げます。